DGのX軸とY軸
DGは,Z軸の位置出しは、Z0センサ−が付いているので簡単に出る。
XとYの設定は、出来るし再現も出来る。(原点の設定)しかし、ワ−クやバイスに原点があるわけでもなくワ−クに、原点をつけてもミルのセンタ−に合わせる事は、むつかしい、そこでいろいろ考える訳だが、ワ−クの原点にミルセンタ−を合わせるのは、既製品でマジックセンタ−という、回転中ワ−クの端末に触れさせると、回転中心が見つかるという物で、XとYの位置を検出する。(右の様な物で検出点を過ぎサ−メットが、急に偏芯した瞬間)
マジックセンタ−とは、防磁パイプシャフトの先端にサ−メットと呼ばれる検出子がスプリングで掛かっているだけの物なのだ。こんな簡単な物で正確に測定できるの?
これが何度測定しても再現性が正確(DGは1/100mmデジタルスケ−ル)なので試作のモデル位なら、けっこう使えます。
又、XY方向でもワ−クが導電性の物ならZ0センサ−をだまして使用出来る。でも、ほとんどの場合ワ−クは非導電性の物なので、このような原点検出をする訳なのです。問題なのは、DGのワ−クベット(X方向)の移動に対し、ワ−ク、又は、マシンバイスが正確に取りついているかで、ワ−クを反転したとき先程検出した原点を離れれば、離れるほど、誤差が生じワ−クに段差等の症状となり現れる事である。
この程度の物(当社でモデリングしようとする物)で”治具”なる物をいちいち作るのはめんどうなので、何かうまい方法を考えるつもりだ。

マジックセンタ−
STLビュワーなるもの・・・・
これは、上記の3次元空間の認識をよりリアルに表現できます。
この出力形態を持った3DCADで作成したSTL形式のファイル(光造型用の
ファイル)をCADを持たない他のマシン上で回転や拡大、縮小等が出来ると
言うものである。
最近はこちらを多用してます。実に便利です。


このビュワ−はあまり大規模な物は 回せませんが 部品単位レベルでの
使用はとっても軽快です。 ある程度寸法測定機能も持ってます。

本ソフトもOPEN−GLに依存するとありますがゲ−ムレベルの機能が
あれば動作します。そこらのノ−トでロ−テ−トします。


http://l-phinus.jp/index.html

最近は、もっぱらPro/Eモデルをアドビのアクロバットで作った3DPDFに
変換してお客様に アクロバットリーダーで把握して貰っている。
Pro/EのASM構造もそのまま持って行くし、部品の透過やパンや
ローテートズームはもちろん 透過迄出来るので使用率はすこぶる高い。
当社の意思疎通ツールとして現在一番評判が良い。

   
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